最後の空冷ポルシェ、993のオイル漏れ修理です。
皆さんご存知だと思いますが、この車両はエンジンが車体の後ろに搭載されているリアエンジン、リア駆動です。
エンジンはフロントに搭載されている方が一般的ですが、911系のポルシェは昔からずーっとリアエンジンを貫いています。
なのでリアセクションの邪魔なものを外さないとエンジンにたどり着けません(^^;
バンパーやらエキゾーストやらみんな外すのですが、エキゾースト関係のネジ類は、年数の経過した車両の場合、かなりの確率で再使用不可な状態です。
外したネジ類はご覧の通り・・・
外そうとすると折れてしまいます。
タペットカバーやチェーンケースカバー等、ガスケットを交換する部位のカバーを外し、綺麗に掃除していきます。
ポルシェに限らず、オイル漏れ修理は掃除に手間が掛かります。
車両によっては、過去にシール材を塗りたくって修理されてる事もあるので、それ除去するのは一苦労です。
エンジン周りが組みあがったら、外したエキゾーストを新品のネジで組みつけて、エンジンを始動して漏れチェック!
問題ないようなのでバンパー類やテールレンズを組み立てて完了です!
写真は撮り損ねました(^^;
ポルシェのオイル漏れは放置しすぎると、エキゾーストに垂れて、最悪の場合は火災になる事もありますから、早めの対処をお勧めします! 安藤